ラシックス依存に注意!危険な副作用とは

ラシックスは、重度のむくみや高血圧の治療に用いられる医薬品です。

医師の判断のもと服用する分には危険はありませんが、何も知らない素人が「脚を細くしたい」という理由だけで飲むのは危険!

大きなむくみ解消効果が得られる反面、身体に大きな負担をかけてしまうリスクについて知っておく必要があります。

ラシックスを飲み続けるとどうなる?

ラシックスの副作用

ラシックスがむくみ解消に優れている理由は、強力な利尿作用にあります。

腎臓で濾過された血液が尿となって、尿管を通って排出されるのが正常な働き。
ここで濾過された血液がすべて尿になるのではなく、身体にとって必要だと判断された栄養素は再び身体に取り込まれます。

再吸収された水分が原因でむくみを引き起こすわけですが、ラシックスは再吸収を阻害してむくみをなくすのが働き。
つまり水分がスッキリ出ていくときに、本来であれば必要な成分も一緒に排出されてしまうのです。

起こりやすい副作用

水分や栄養素の過剰な排出は、身体にどのような影響をおよぼすのでしょうか。
ラシックス服用時に注意すべき副作用をみていきましょう。

ラシックスの副作用
倦怠感、脱力感、めまい、低カリウム血症、低ナトリウム血症、尿酸値の上昇、吐き気、耳鳴り

カリウムは細胞や水分のバランスをキープする役割をもっていますが、不足すると筋力低下倦怠感動悸などの症状となって現れます。
カリウムが足りなくなると、耳の蝸牛リンパ液の組成が変化するので難聴の原因にも。

またナトリウムは塩分のことですが、不足によって喉が渇く・意識がもうろうとするといった熱中症のような症状が起こります。

めったにないけれど重篤な副作用

アナフィラキシーショック、再生不良性貧血、血小板減少、水疱性類天疱瘡、難聴、中毒性表皮壊死融解症、心室性不整脈、間質性腎炎、間質性肺炎

ラシックスは医師の処方のもと、安全性をキープしたうえで服用する医薬品です。
本来は定期的な血液検査を受けて、体調に異常をきたしていないかチェックしながら服用するもの。
異常を感じた場合には服用をやめ、適切な処置を受けてください。

コワイのは依存・・ラシックスに頼らないために

ラシックスは利尿剤として優れた効果を持っているため、なるはやでむくみをとりたい・脚を細くしたいといった女性にとって非常に頼りになる存在です。

ラシックスを飲めば身体がスッキリするので、「ラシックスがないと不安」「ラシックスを飲まないと、また太ってしまう」といったメンタル面での依存には気をつけたいところ。

服用を習慣にして精神的に寄りかかってしまったら、むくみ以上の悩みや体調不良を背負うことになりかねないのです。

精神的依存が命を危険にさらす!?

ラシックスの服用を続けると、身体に備わっている塩分や水分の再吸収機能がうまく働かなくなり腎障害を引き起こす可能性があります。

怖いのは急性腎障害で、数時間~数日のあいだで急速に腎機能が低下。
腎臓の働きが衰えると、排尿ができなくなって身体に毒素がたまってしまいます。
重症の場合には1ヵ月以内に死亡してしまうこともある、危険な症状なのです。

ラシックスを服用する際には効果ばかりに目を向けるのではなく、身体に与える影響についてもしっかりと理解を深めておきましょう。